子犬の社会化で「大丈夫!」を増やそう

ドッグリサーチカンパニーの犬の保育園では、子犬の社会化に注力しています。
日常の暮らしの中で出会う人や犬、物・音などに慣れ良い印象を付けて、緊張したりせずリラックスして過ごせるように経験を積ませてあげる事が大切です。

傘がバサっと開いたり、スーツケースがゴロゴロ音を立てて動いたりするのを怖がる犬は意外と多いので、ドッグリサーチカンパニーではそれらの社会化もしています。

楽しく遊んでいる時間の中で傘がバサバサしたり、スーツケースがゴロゴロしたりするのを自然にポジティブに見聞きして経験することが大切です。警戒心を解いて、生活の中で普通にある物として受け入れてもらえるようにしていきます。

最初は少し警戒気味だった子たちも美味しいオヤツで近づけるように誘導してあげたりすることで、勇気を持って近づいたら大丈夫だった!という経験をして自信を身に付け、警戒対象だった物を受け入れることができていきます。

子犬の柔軟な心はどんどん受け入れてくれますが、成犬になってからでも遅くはありません。子犬より時間はかかりますが、少しずつ受け入れてもらうことは可能です。その子その子の月齢や性格にあったアプローチで社会化していきます。

おうちでも子犬を迎えたら、できるだけ早く家の中やお散歩コースで出会う物事に良い印象をつけて「怖くない!大丈夫!」と受け入れられるように促してあげましょう。

ただし、あまりに強い刺激にいきなり晒してしまうと、子犬が恐怖を感じて余計に怖がるようになることもあるので、子犬の様子を見ながら、無理のないレベルで少しずつ慣れさせていくようにしてくださいね。