犬の保育園2024年10月の様子

DRCの保育園では、犬たちの安全をしっかり管理しながら、楽しく学びある時間を過ごしてもらえるように努めています。では、犬たちはどうすれば楽しく過ごしてくれるのか?それは個々に異なります。犬同士で遊ぶのが好きな子ともいれば、人と遊びたい子もいますし、美味しいオヤツが何よりも大好きな子もいますし、人と触れ合いながら穏やかに過ごすのが好きな子もいます。その子その子が望む楽しくてリラックスできる環境を作ってあげる事が大切だと思っています。楽しくてリラックスできる場所で、私たちトレーナーをしっかり信頼してもらってこそ、社会化やトレーニングも効果的に進められると思うのです。

そして、保育園でのトレーニングは、いわゆるオビディエンストレーニング(服従訓練)と言われるオスワリ、フセ、マテ、ハウスなどは協調性や社会性を養うためにもみんなで一緒にやりますが、そんなにビシッと出来るようにならなくても良いと思っています。人とのコミュニケーションとして「オスワリ」「はーい。これでいい?」「いい子だねー!ありがとう♡オヤツどうぞ」というかやり取りが大切で、服従させるというような目的ではないです。名前を呼んだら来てくれる事や他犬や来客に吠えないというよつな事のほうが大切です。そして、どこを触っても嫌がらない、噛まない、飛び付かない、そしてトイレはシートでする、という人との生活で必要なルールやマナーを身につけて行って欲しいのです。そうする事で犬たちと飼い主さんが人間社会でストレスなく(ゼロは無理でもなるべく減らして)暮らしてもらいたいと思っているからです。

この可愛い可愛い子たちがなるべくストレスなく、笑顔があふれる日々を送れますように。そのために私たちドッグトレーナーが出来る事を精一杯やって行きたい、やって行かねば、と思います。