板橋区のシーズーTくん

板橋区のシーズーTくん

こんにちは。ドッグトレーナーの亀井あやめです。

出張トレーニングにおうかがいさせて頂いているシーズーのTくんのこの座り方!この表情!可愛くないですか?!飼い主さまとお話をしてるといつもこーやって見つめてくるTくんが可愛くて可愛くて可愛くて…何度も話が中断してしまいます。

こんな可愛いTくんを昨年11月に迎えられた飼い主さまは犬を飼うのが初めてで、たくさんの不安を抱えていました。まず、最初に悩んでいたのが吠え。ご夫婦で食事をしていると吠える。リビングから出て行くと吠える。宅急便の受け取りなど玄関に行くと吠える。夜中や早朝に起きて吠える(鳴く)。そんな風に生活の中で頻繁に意外と大きなお声で吠えてしまうので困ってしまっていました。

犬の吠えにはいろんな種類があり、その種類や原因、その子の状況などで適切な対応は変わってきますが、Tくんの場合、ほとんどが要求吠えでしたので、「吠えてる時はソッポを向いて、声をかけない!目を見ない!」「吠えてない時に声をかけてあげたり撫でてあげて愛情を注いであげる」という対応をお願いしました。

すると、翌日、飼い主さまからLINEでご相談が来ました。

「夫婦でテーブルで食事をしている時、吠えたのでソッポを向いたら鳴き止みましたが、褒める間もなくクッションを噛み噛みしたりカーペットを剥がしたりと我慢してるのをぶつけているようでした。それもやめさせたいのではありますが、その場合はどうしたら良いのでしょうか?」

たしかに、クッションを噛んで暴れるのも好ましい行動ではないですよね。でも、私はこんな風にアドバイスをさせてもらいました。

「今は、まずは『吠えない』という事にフォーカスしましょう!吠えていなければ大袈裟に褒めてあげてください。『偉いねー!吠えるの我慢してるの。良い子だね。ありがとね。』としっかり褒めてあげてください。まだ生後3か月の赤ちゃんにいきなり、吠えずに、クッションを噛まずに、おとなしく待つなんて、一気に求めすぎだと思うんです。まず今週1週間は吠えていなければ褒めて褒めて褒めちぎってあげてください。そうすることで、フラストレーションも減ってクッションを噛み噛みしなくなる可能性もあります。
まず、今週は吠え撲滅強化週間!
吠えなくなったら、次の問題点をトレーニングして、1つずつステップアップして行きましょう♪」

すると飼い主さまから、「怒らなくてよいと分かり、安心しました」とお返事いただきました。

そうなんですよね。可愛い子犬を怒ったり叱るのを好きでやってるわけないのです。怒ったりなんかしたくないのに「ダメダメ!」と叱りつけてしまった自分に自己嫌悪したり、悲しい気持ちになってしまうけど、他にどうしたら良いのか分からない。「子犬のうちにちゃんとしつけをしなければ!この子のためにも」そう思うものの上手くいかなくて、飼い主さまも困惑して、犬も困惑してしまう。。。そんな悪循環になってしまいがちです。

まずは、1つずつ。今の課題を明確にして、とりあえず他のことは出来てなくても、その課題にフォーカスして出来ていたら褒めてあげましょう。その方が犬もどうすべきなのかが明確になります。「えらいねー!よくできたねー!」たくさん褒めてあげる事で犬との信頼関係も良くなります。「もっと飼い主さんから褒められたい」「どうしたら、もっと褒めてもらえるかな?」そんな思考が犬に芽生えてくると、好ましい行動がどんどん増えて来ます。そして、次の課題を教えてあげましょう。犬は嬉々として飼い主さまが求める行動をしてくれるようになるはずです。

Tくんも今ではかなり吠えは改善されました。

次の課題は、お留守番。

大好きなママさんと離れても落ち着いて待っていられるように少しずつ練習して行きましょうねー。