犬の保育園での社会化

本日の犬の保育園で行った社会化をご紹介します。

まずは、いろんな物の上を歩く!今回はビニールシートと段ボールと金網です。素材の違う物の上に乗るには勇気がいります。「なんか怖いけど乗ってみたら別に平気だった!」「なんか肉球の感覚が変だけど大丈夫!」といった経験をしてもらいたいので無理矢理は禁物です。自分で勇気を出して行ってみた結果、大丈夫だった!という経験を積んでもらいたいのです。なのでおやつなどを使って乗れるように誘導します。

社会化

 

続いて、物音慣れです。ちょっとした物音にビビって吠えてしまう子は意外と多いです。「ちょっと怖かったけど大丈夫だった!」という経験を積んでもらうために、今日は大きな袋をガサガサさせたりドスドスと鳴らしてみました。すると、柴犬のJBくんとミニチュアピンシャーのダンケくんは怖がる事なくグイグイ近づいてこれましたが、ペキニーズの木久蔵くんとトイプードルのニコちゃんは怖くて近寄れませんでした。そこで、その2頭にはレベルを下げてバッグを動かさずに近づけるようにして、その後少しガサガサ鳴らしながら美味しいおやつを食べました。無理せず少しずつ慣れて行きましょうね。

物音慣れ

物音慣れ2

毛のお手入れに必要なコーム、ブラシ、そして爪切りです。道具を見せて逃げたり拒否反応が出なければ、背中などに少し当てます。犬が逃げていってしまったり歯を当てて来たりしなければ褒めてご褒美をあげます。少しずつ、首元や頭、耳、手など敏感な場所にも繰り返して行いますが、犬が嫌がってその場を離れたら即座にやめます。拒否権は犬にあります。やらせてくれたら「ありがとう!いい子だね。」と褒めてご褒美をあげて少しずつ許容範囲を広げて行きます。

爪切り慣れ

 

そして、エリザベスカラー慣れ。犬が生涯で何度かは付ける可能性が高いものです。避妊去勢手術、ケガ、皮膚炎など様々な理由で病院に行くとエリザベスカラーをつける機会は結構あります。犬にとって体調が悪かったりどこか痛い時に病院に連れて行かれて慣れないエリザベスカラーをつけられたらすごくストレスがかかります。なので、楽しい時間に楽しくエリザベスカラーを経験しておきましょう♪

エリザベスカラー慣れ

そのイヌが生涯で出会うであろう物事をなるべくストレスなく乗り越えていけるようにしてあげたいので、まだまだ社会化としてやるべき事はたくさんあります。でも1日でたくさんやり過ぎても良くないので、今日はこのぐらいにしておきました。

あとは、それぞれの個性や飼い主さんのお困り事に合わせたトレーニングもしました。そして、その他の時間はたーーくさん楽しくて遊びました♪

柴犬のJBくん

トイプードルのニコちゃん

ミニチュアピンシャーのダンケくんとペギニーズのあんずちゃん

あーー、もう、本当にみんな可愛い♡今日も私と遊んでくれてありがとうね。これからも仲良くしてね。