ゴールデンウイークに久しぶりにアメリカは、ロサンゼルスとラスベガス、そしてシアトルに行ってきました!🇺🇸
シアトルのパイク・プレイス・マーケットというシーフードレストラン街では飼い主さんたちが食事を楽しんでいる間おとなしくしている犬たちの姿が見られました。
海外に行くと日本人としては、ビックリするような所で犬を見かけることがあります。
アメリカのホテルは犬と泊まれるところがほとんどなので、エントランスやフロントあたりで犬を見かけることはちょくちょくあります。しかし、今回の旅では、ホテル内にあるカジノの中で犬たちを遊ばせているところを目撃しました。なぜカジノに犬を連れてきて遊ばせているのでしょうか?私の考察ではありますが、この犬たちはまだ子犬か若い犬のようでしたので、社会化の一環としてあえてカジノに連れて来たのではないかと思います。子犬の時期の社会化は、その犬がその後の生涯で経験するであろう環境で楽しい良い経験を積んでおく事が大切です。そのため、アメリカで暮らす犬たちは、子犬のうちにホテルに連れて行ってフロントで行き交う人々を見せたり、カジノのガヤガヤガチャガチャした音を聞かせて慣らしておく必要があるのでしょう。そういった社会化を子犬の時期にしておくことで、犬はホテルでもカジノでもストレスなく落ち着いて過ごせる子に育つのです。田舎町で育って家の近所しか行った事がない犬が成犬になってから、ラスベガスの大きなホテルのカジノに連れて来たらビックリしてしまって落ち着いてなんていられませんよね。飼い主のライフスタイルやその国や地域ごとに必要な社会化は異なりますので、アメリカのネバダ州で暮らす犬たちはカジノという場所に慣らすという社会化も必要なのかもしれません。
日本でもホテルとかもっと犬と一緒に行ける施設を増やしてほしいと思いますが、施設側が犬連れOKにしてくれるだけでなく、犬を飼っている人や飼おうと思っている人、そうでない人たちも含めて、犬の社会化の知識を持ち、子犬のうちに必要な社会化をしっかり行えるという事が重要なんだなぁと改めて思いました。
きちんと社会化をしたからこそ、ロサンゼルスの地下鉄のホームでもくつろげる犬に育つわけですし、靴を履いて空港内のツルツルの床でも滑らず落ち着いて楽しそうに飼い主と歩けるようになるわけですよね。アメリカで生まれたらどんな犬でもこんな風になれるわけではなく、必要な社会化をしたからこそなんだろうと思うのです。
日本でも空港内を犬を歩かせてもいいですよーってなったり、地下鉄にそのまま歩いて乗せてもいいですよーってなったとしても、落ち着いてストレスなく歩ける犬ってどれだけいるのでしょうか?そんな犬を育てられる飼い主さんってどれだけいるのでしょうか?
そんな事を考えさせられました。
その他にも、ロサンゼルスにある動物保護施設(シェルター)に行ってきましたし、ロサンゼルスやシアトルのペットショップってどんな感じなのか?!などを見てきたので、ご紹介して行きたいと思います。