犬の保育園(幼稚園)、選び方のポイント

犬の保育園、幼稚園、パピークラスなど呼び名はいろいろあれど、つまり日中に子犬を預かって社会化などをする施設。実はその店舗ごとにいろいろスタイルや方針が異なります。

  • クレートやサークルから出てフリーになっている時間数
  • 交流する犬の種類や頭数、時間数
  • 犬同士の遊びはどの程度の興奮まで自由にしているか
  • 社会化として何をどこまでやるのか(人・犬・物・音・お手入れなど)
  • 基礎トレーニング(しつけ)は何をどこまでやるのか
  • トイレトレーニング(トイレの管理)はするのか
  • 飼い主さんのお悩みに沿ったトレーニングをしてくれるか
  • お散歩など施設の外に連れていくことはあるのか
  • 預かり中の様子はどのくらい詳しく報告してくれるのか

などが店舗ごとに違いがでる主な項目になると思います。

ドッグリサーチカンパニーの犬の保育園では、犬同士で楽しく遊んで発散させることはとても大切だと考えています。子犬の時期は、犬同士で遊ぶことで、噛む力の抑制や犬とのコミュニケーションの仕方(ボディランゲージ)を学ぶと言われています。つまり、遊ぶ機会が少ないと噛まれたら痛いという事を知らないので攻撃する意図がないのにもかかわらず人や犬にとって痛いくらい噛んでしまったり、犬にどう接したらいいのかわからずに戸惑って吠えたり逃げたり攻撃的になってしまったりする犬に成長してしまう可能性が高いということです。それだけではなく、子犬の時期は、エネルギーが溢れていますので、しっかり発散させてあげないと、ご自宅内で走り回ったり、頻繁に吠えたり、家具を齧ったり、人に飛びついたり、噛みつきがひどくなったりしてしまいがちです。子犬は、走りたい!噛みたい!飛び付きたい!という欲求を持っています。それを抑制するばかりではなく、しっかりと欲求を満たしてあげて欲しいのです。そのため、保育園でたくさん走って噛み合って遊んで飛び付きあってワンプロしてから帰宅した子たちはご自宅でぐっすり寝ていたり、家族が帰宅しても飛びつかずにオスワリして尻尾を振って出迎えてくれたというようなお声を飼い主さんからよく聞きます。

でも、なによりも、犬が楽しく通っているかどうかが1番大切なポイントではないかと思います。

愛犬が嬉しそうにその施設に入っていくか?

もちろん、他にもたくさんのポイントがあると思いますが、やっぱり愛犬が楽しく安全に過ごせることは最低限というか最重要ポイントですよね。ドッグリサーチカンパニーの保育園に通ってくださっている飼い主さんからは、「今日は保育園だとわかるともう嬉しそうにソワソワしちゃって…」とか、「保育園の近くまで来ると行きたがって大変なんです」というようなお声をよくいただきます。私たち保育園のスタッフも朝の登園の時間に嬉しそうにお店に入ってくる犬たちを見ると本当に嬉しくなります。今後も犬たちにとって楽しい場所であり続けられるよう頑張らなければと思います。