犬の保育園「お手入れDAY」とは?
保育園の「お手入れDAY」、ブラッシングや歯みがきなど、日々のケアを通して「犬の小さなNOに気づく練習」をテーマにした“お手入れの日”を開催しました。
✋ 犬の「小さなNO」に気づくことから

「歯ブラシを持っただけで逃げる」「ブラッシングをすると噛もうとする」——。
こうした行動はわがままではなく、犬からの“小さなNOのサイン”です。
「今はイヤだな」「怖いな」という気持ちを、体の動きや表情で伝えてくれています。
でも、その小さなサインに私たちが気づかず続けてしまうと、「伝えても分かってもらえない」と感じて、最終的に唸る・噛むといった大きなサインになってしまうのです。
お手入れトレーニングの目的は、「嫌がらずにじっとしていられるようにすること」ではありません。
本当に大切なのは、「嫌だったら噛む以外の方法で優しく伝えてね」と教えること。
そして、飼い主さんがその小さな「イヤだよ」に気づき、小さなNOで必ずやめてあげることです。
🪥 安心できる環境が学びをつくる
「え?それだと一生お手入れできないのでは?」と思うかもしれません。
でも、たとえば歯医者さんで「痛かったら手をあげてくださいね」と言われたら、私たちは安心して口を開けますよね。
「嫌だったらいつでもやめてくれる」という信頼があるからこそ、受け入れることができるのです。
犬もまったく同じ。
「嫌だって言ってもやめてくれない」環境では、どんどん警戒心が強くなってしまいます。
🐶 無理をさせない練習から始めよう
今回の練習では、ノーズワークマットでおやつを探している間に優しくブラシをかけてみたり、歯ブラシが苦手な子はまず唇をめくるだけの練習から始めました。
人側の「できた!」よりも、犬側の「嫌だを受け止めてもらえた」経験を大切にしています。
このような練習を続けていくうちに、犬たちは「無理をしなくてもいいんだ」「伝えればわかってもらえる」と感じるようになります。
それが“お手入れトレーニング”の考え方です。
お手入れを通して、信頼関係を深める時間に変わっていきます。

これからも保育園では、犬たちの「小さなNO」に耳を傾けながら、 飼い主さんとワンちゃんの笑顔が増えるサポートをしていきます🐾💕
お手入れDAY担当ドッグトレーナー: 小松原



